研修医向けシミュレーター演習を実施しました

ホスピタル

先日2月9日(金)、呼吸器外科を研修している先生に、肺モデルを使用したドライラボ、ブタの臓器を使用したウェットラボの実習を経験していただきました。

ドライラボでは、胸腔鏡で肺モデルをみつつ、実際の自動縫合器やエネルギーデバイスなどを使用して、肺部分切除術と右肺上葉切除術を経験してもらいました。肺動脈や気管支に自動縫合器を通すところなど、初めての経験なので苦労していましたが、右肺上葉切除術を完遂していただきました。

また、ウェットラボでは、ブタの左主気管支を切断し、下葉気管支につなげる気管支形成術を経験してもらいました。

当科を経験する研修医の先生方の疾患に対する取り組みの姿勢、技量向上などに少しでも役立っていただければと思います。

シミュレーター演習の様子

※ドライラボでは、装置や薬品の代わりにコンピューターを用いて模擬的にシミュレーションを行います。一方ウェットラボでは、装置や薬品を用いて実際に使用するとされています。

呼吸器外科部長 中村 雄介

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