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栄養士のこぼれ話:コーヒーと腎臓の深い関係(世界腎臓病デーを終えて)

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こんにちは!栄養課 中島です。これから、不定期に栄養や食事のおいしい話やこぼれ話を書いていきたいと思います。

非常にキャッチーな話題です。腎臓病の方に対する食事の栄養指導では、よく

「塩分の摂りすぎに気をつけましょう。」
「タンパク質(お肉やお魚、卵)の食べ過ぎに気をつけましょう。」

これらの話を、腎臓病の状態に合わせておこなっています。

今回、2023年日本腎臓学会より、

『コーヒーにはカフェインなどの抗酸化作用や抗炎症作用を示す物質が豊富に含まれており慢性腎臓病進行の抑制効果が期待されている』と示されました。

こういうキャッチーな話題は、50人くらいを対象とした少ない人数の研究で、根拠も薄くガッカリすることが多いのですが、今回このコーヒーの根拠は国内外12の研究における505,841人を対象としており、非常に大規模です。

コーヒーを1日2杯以上飲む人は、1杯以下の人より末期腎不全への進展抑制効果(RR 0.82,95%CI 0.72 ~ 0.94)が認められたようです。

もちろん、基本的な食事療法を守ったうえでのお話ですが…

難しい話から、小ネタまで準備していますので、食事が気になる方は是非ご相談ください。

≪参考文献≫

エビデンスに基づくCKD診療ガイドライン2023(編集 日本腎臓学会),68-69,東京医学社,2023.

栄養課 中島 麟

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富山赤十字病院、上尾中央総合病院を経て2023年より大森赤十字病院勤務。 集中治療室、糖尿病・消化器系の入院患者を中心に栄養管理をしています。 うんちくをた...

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