新任医師自己紹介 緩和ケア内科 久保美樹

ホスピタル

2024年4月より大森赤十字病院緩和ケア内科に勤務しております久保美樹と申します。出身は鹿児島で、ご縁があり大森赤十字病院に赴任して参りました。

当院の緩和ケア診療は、茅根義和部長と私の2名体制で行っています。

最新の統計によると日本人の一生のうちがんと診断されるのは男性65.5%、女性51.2%であり、人口の高齢化とともに増加し続けています。

緩和ケアはがんに患われた方に対し、身体面、精神面の痛みを和らげる治療を行います。厚生労働省の指針では、緩和ケア治療は終末期からではなく必要があればがんの治療と併行して行うことが望ましいとされています。

当院の緩和ケア病棟は医師や看護師以外にも多職種(薬剤師、栄養士、ソーシャルワーカー等)が治療にかかわり、患者様おひとりおひとりがその人らしく過ごせるようにサポートしています。ミニキッチンや談話室を備え気持ちよく過ごせるように整えています。

また緩和ケア病棟は最後に過ごす場所ではありません。苦痛が緩和できたら自宅や希望される施設などに退院される際の様々なお手伝いを当院の退院支援室が行っています。

外来については、初診外来は月曜、火曜日で再診外来が金曜日となっております。

ちょっとした事でもお気軽にご相談ください。微力ではありますが精一杯より良く過ごせるようにサポートしたいと思っております。よろしくお願いいたします。

緩和ケア内科 久保美樹

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