令和8年熊本地震 被災地に救護班を派遣いたしました

エッセンシャル・ニュース

令和8年7月28日16時27分、熊本県熊本地方を震源とし発生した令和8年熊本地震(最大震度7:熊本県宇城市・氷川町)。日本赤十字社は発災直後より関係機関と緊密に連携し、医療救護班の派遣や救援物資の配布など、さまざまな支援活動を実施しています。

当院からも、これまで救護班計2班が出動し、八代市の避難所において巡回診療等を実施しました。避難所では、生活環境や衛生状態の確認を行うとともに、避難されている方お一人おひとりに生活上の困りごとや心身に関するご不安についてお話を伺い、健康状態を確認しました。JMAT(日本医師会災害医療チーム)やDWAT(災害派遣福祉チーム)等の他の支援団体や現地保健団体とも協働し、それぞれの専門性を生かしながら、被災された方々の健康・生活を支える活動に取り組みました。

今回は、第1班の写真とともに活動の様子をご報告します。

今後も、日本赤十字社一丸となって被災された方々の支援に取り組んでまいります。

派遣が決まり、資材や装備の準備を行う救護班メンバー
派遣前に、日赤東京都支部救護課との事前ブリーフィングを複数回実施
出発式では、班長の医師より「全力で救護活動にあたる」と決意表明が
多くの職員に拍手で見送られ、いざ熊本へ
避難所では、お一人おひとりにお話を伺いながら、持病や服薬の状況を確認
血圧を確認しながら、健康に関する不安や悩みを聞き取ります
聴診器をあてお話を伺う中で、心身の状態を確認
体調面だけでなく、お気持ちの変化にも耳を傾ける支援
困難な状況の中でも、救護班に笑顔を向けてくださる方も

【派遣の概要】
■ 活動日時 第1班:令和8年8月18日(火)~8月21日(金)
       第2班:令和8年9月17日(木)~9月20日(日)
■ 活動場所 熊本県 八代市
■ 活動内容 避難所などの巡回診療(避難者の健康管理を支援) 
■ 班 編 成 医師2名、看護師長1名、看護師1名、助産師1名、薬剤師1名、主事2名
※その他に調整員1名(日本赤十字社東京都支部)

【救護班第一班班長:荒川秀樹医師より(救急科部長 兼脳神経外科副部長)】
今回の熊本地震に伴う被災者支援を目的とした日赤救護班として、8月18日(火)から8月21日(金)にかけて、熊本県八代市で活動を行ってきました。発災から3週間が経過し、ライフラインは戻りつつありましたが、道路損傷や倒壊家屋などによる被害の影響は大きく、避難所生活を強いられている方も多くいらっしゃいました。

主な活動は、避難所の巡回を行い、環境のアセスメントを行うとともに、災害関連死予防を目的とした避難者の健康観察でした。特に10年前の熊本地震における活動の教訓から、DVT早期発見と対応の重要性が派遣前から共有されており、当院のポータブルエコーを持参して活動に当たりました。またタイミング的に、こころのケアの要否判断も重要な活動と捉え、被災者のお話を傾聴しつつ、必要なケアが必要な人に届けられるようにすることにも注力しました。

まだ継続的な支援が必要な状況が続きますが、今回の我々の活動が少しでも被災者の方々の立ち上がるきっかけになれば幸いです。

■令和8年熊本地震に対する日本赤十字社全体の対応については、日本赤十字社ホームページにてご覧いただけます。
https://www.jrc.or.jp

総務課 広報担当

7,939 views

プロフィール

関連記事一覧