新任部長自己紹介　眼科　毛塚由紀子

こんにちは。

このたび2024年8月より大森赤十字病院眼科部長を拝命いたしました、毛塚由紀子と申します。当科では3年前から診療に携わらせていただいています。

当科は現在、眼科専門医を有する常勤2名体制で診療にあたっており、白内障、緑内障、糖尿病網膜症、加齢黄斑変性などの眼科一般診療、白内障手術や硝子体内注射、レーザー手術などを主に行っています。

手術は白内障がほとんどで、その他、翼状片、霰粒腫切開、結膜弛緩症、眼窩脂肪ヘルニアなどの前眼部手術を行っています。

白内障手術は日帰り手術と入院手術(片眼1泊2日)に対応しています。

自費診療となる多焦点レンズは扱っていませんが、保険適応の2焦点レンズの扱いはございますのでご希望があればご相談ください。

また、当科で対応がむずかしい網膜剥離や眼外傷、硝子体出血など緊急性を要する疾患に関しては、専門性の高い大学病院等をご紹介させていただいております。

近年は高齢化に伴い、生活習慣病に起因する眼疾患などが増加傾向にあり、加齢により遅かれ早かれ誰しもが必ず白内障になります。

さらに40歳以上では、日本人の20人に1人が緑内障といわれていますが、進行するまで自覚症状が全くないために眼科を受診しないと気づかないことが多く早期発見早期治療の重要性が指摘されています。

当院では眼科を含む健診にも力を入れていますが、眼が見えなくて困っている方もそうでない方でも一度眼科で検査を受けることをおすすめします。

丁寧で優しい診療を心がけていきますのでよろしくお願いいたします。