プロテインと周術期
野球部時代全く体重が増えなかった中島です。(もちろんベンチ)
昼休み、外科の稲葉先生と筋肉の話をしていたときのこと。
(ぼく):先生、ぼくが入社したときより身体が一回り大きくなっていますけど、何しているんですか?
(稲葉先生): 筋トレとプロテインかな?今度引っ越すことになったから、ダンベル誰かにあげたいんだけど…、なかじ、いる?
(ぼく):いらないです(笑)。プロテインでおすすめあります?
(稲葉先生):飲みやすいのはココア味、バナナ味がいいよ。
(ぼく):ちなみに先生は牛乳で溶かす派ですか。ぼくは牛乳でお腹ゴロゴロしやすくて。
(稲葉先生):牛乳がちょっと苦手な人はザ●●のバナナ味、レ●●のミックスベリー味は水に溶かしても美味しいよ。
(稲葉先生):ちょっと高いけどゴ●●●●●のバナナシェイク味はもはやジュースみたいに飲めるよ。とりあえずココア味かバナナ味が飲みやすくておすすめだよ。
(ぼく):なんか、ソムリエみたいですね。
(稲葉先生):筋肉は大事だからね、手術をうける患者さんも、栄養とリハビリは本当にがんばってほしいから、プロテインや栄養剤で補充するのはありだよね。なかじみたいにたくさん食べられない人は少なくないからさ。
※ESPEN栄養ガイドラインでは、栄養状態よくない人に栄養を1-2週間強化することが推奨されている。
(稲葉先生):なかじも痩せてるから朝プロテイン飲むといいよ!
(ぼく):お腹ぴーぴーにならないように水に溶かすやつを試してみようと思います。
※京浜東北線のトイレは大森駅が混んでいるので、高●ゲートウェイが個人的にはいいです。
結論
手術を予定している人は筋肉と栄養を意識しよう。
外来でBMI18.5以下(身長165㎝なら50㎏以下)、または体重が減ってきている人はスタッフと相談してみるのもいいかもしれない。
参考文献
Arved Weimann et al. ESPEN practical guideline: Clinical nutrition in surgery, Clinical Nutrition 40 ,4745 – 4761 (2021)
協力・監修
外科 稲葉由樹先生