新任医師自己紹介 産婦人科部長 堀越嗣博
■2024年1月1日付着任
産婦人科部長 堀越 嗣博
■資格
- 日本産科婦人科学会産婦人科専門医
- 日本超音波医学会超音波専門医・指導医
- 日本人類遺伝学会臨床遺伝専門医
皆様、寒い日が続きますがお元気でしょうか。
このたび2024年1月より大森赤十字病院産婦人科部長を拝命いたしました堀越嗣博と申します。私は1996年に山梨医科大学医学部を卒業し、東京大学医学部附属病院で勤務を開始しました。東京大学で学位を取得し、長野県立こども病院や埼玉医科大学総合医療センターなどの総合周産期センターに勤務し、主に周産期医学、特に超音波診断、遺伝医学、出生前診断を専門としてきました。
私の母は蓮沼育ち、実家は大城通り商店街沿い、女塚小学校卒業です。私も子供のころに蒲田・池上周辺は母とよく来ていました。母が言うには、「このあたりの人は困ったときには日赤に行く」というのが通常だったそうで、私も今回の赴任には何らかの縁を感じずにはいられません。
私の今後の目標としまして、無痛分娩、出生前診断の拡充ならびに妊産婦とその家族に対するホスピタリティの充実に務めていきたいと思っております。
無痛分娩は、正しい手技・管理で行うことで妊婦の疼痛除去だけでなく血圧などの循環動態の安定し、体力の消費も少ないため産後早くから育児を行事ができる良い分娩方法と思っております。当院でも以前より無痛分娩を行ってまいりましたが、麻酔科医のサポートのもと、産婦様の満足度を上げるべく、より拡充していきたいと思っております。
出生前診断と言いますと、ダウン症などの染色体疾患の評価が話題になりますが、染色第異常症だけでなく様々な先天性疾患が存在します。誰しも自分の子供のことについては早く正確に知りたいと思います。
そして全てにおいて最も大事なことはホスピタリティの充実だと思っております。妊娠・出産は妊産婦だけでなくその家族にとっても一生に数回しかない貴重な出来事です。単に健診をする・産むだけではなく、家族皆さまにとって良い思い出になるよう、医療だけでなく様々なサポートができるように努めていきたいと思っております。
今後とも皆様の御支援を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
尚、当院における無痛分娩、出生前診断の詳細につきましては、今後、順次、続報を掲載していく予定です。